「ブログとチャットを足して2で割った」と評されるTwitterを試してみました。何回か「つぶやいて」みましたが、反応はなし。特定の誰かのつぶやきを追いかけるのも面倒だし、mixiと同じく続きそうにはありません。
でも、Twitterのリアルタイム検索は面白いです。試しに”beer”で検索して5分間放っておくと、114の「つぶやき」が追加されました。約2.5秒に1回、どこかで誰かがbeerに関する何かをつぶやいていることになります。このリアルタイム検索は、「今」を検索するという点で画期的なのだと思います。さらに、今自分がつぶやいた問いに対して、誰かが即座に回答してくれる機能が追加されれば、情報検索におけるちょっとした革命になるのではないでしょうか。
リアルタイム検索も含め、現在の機械検索では、自分の求めている情報そのものを得るのは難しいと思います。例えば、「夏の暑い日にピッタリの、甘くない、でも香り豊かなベルギーの小麦ビール」をキーワードにGoogle検索を行っても、ピッタリのビールが見つかるとは思えません。一方、「はてな」などの人力検索だと、求めていた答えが得られるかも知れませんが、即座に回答を得るのは難しいでしょうし、コストがかかることもあります。
その点、Twitterなら無料ですし、リアルタイム検索の技術を応用すれば、回答を即座に表示するのも難しくないのではないかと思います。4月25日時点で、Twitterの利用者は1900万人ということですから(http://jp.techcrunch.com/archives/20090424twitter-eats-world-global-visitors-shoot-up-to-19-million/)、そのうち1%の人がオンラインで、そのうち1%の人が問いかけを見て、そのうち1%の人が回答をつぶやいたとして、19件の回答が得られることになります。問いかけの内容によると思いますが、知らない土地で、知らない人に「駅はどっちですか」と聞くのと同じような感覚になるのではないでしょうか。このようなサービスが実現したら、積極的にTwitterを使うようになると思います。専門的な問いに回答して、自分をアピールするチャンスにもなるでしょうし。
飲みたいビールについては、人力検索に頼ることはなさそうですが。
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