2010/02/24

ベルギービール・ラリー(2010年2月24日分)

久々の更新(一日でこれだけ飲んだ訳ではありません。念のため)。
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1. Spaで購入した。"Gouyasse Tripel". ホップの香りがかなり効いている。Blondと同じく炭酸強めで華やかな味わい。苦みはやや控えめで、より爽やかな感じ。こちらもおいしい。
2. "Zot". 観光地として有名なブリュージュ(Brugge)のビール。香り、味両方とも華やかなタイプだと思うが、薄っぺらい感じがして飲み応えがない。
3."Maredsous tripel". アルコールと薬草の様な香り。瓶内発酵が進んでいたのか、酸っぱい。後味は割とサッパリ。今ひとつインパクトに欠ける。
4. "Maredsous bruin". カラメルの良い香りだが、やはり酸っぱい。あまり美味しくない。
5. "Grisette Blanche". 酸味が効いてさっぱりした小麦ビール。飲みやすいが、もう少し酸味が控えめな方が好み。
6. "St. Feuillien Cuvee de Noel". カラメル香。口に含むとしっかり苦く、甘みも強い。酸味は余り感じない。苦みは重く、後を引く。後味にスパイシーさも感じられる。なかなかおいしい。
7. Bioショップで購入した“Leireken Bio Wilde Vruchten”. イチゴの様な甘い香り。味は甘ったるくなく、酸味が程よく効いていて爽やか。なかなか美味しいフルーツビール。
8. “Jessenhofke Bruin”. ほんのりホップとカラメルの香りがする。さっぱりした飲み口で、軽い甘みの後に、苦みとスパイシーさが残る。パンチが効いた味ではないが、バランスが良いのか薄っぺらく感じない。なかなか美味しい。
これまでに飲んだのは227種類。

2010/02/11

ベルギービール・ラリー(2010年2月11日分)

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1. “Belle Vue Gueuze”. ランビックらしい変わった香り(乳酸香?)や、しっかりした酸味がありつつも、甘さと軽さもあって飲みやすい。「ランビックは苦手」と思っていたが、これは結構美味しく飲めた。

2. Spaのスーパーで買った“Gouyasse Blond”. 場所が変わると売っているビールも違うのがベルギーらしい。渋いような香り。炭酸強めで、柑橘っぽいフルーティさがあるが、甘さはほとんど感じない。口に含んだ時から飲み込んだ後までしっかり苦い。Dupont醸造所のビールのようなちょっと変わった味で、なかなか好み。
3. ”Ramee Blond”. 柑橘系の華やかな香り。炭酸強めで、フレッシュな飲み口。酸味と、しっかり苦くてちょっとスパイシーな後味のバランスも良い。美味しい。

これまでに飲んだのは219種類。

ベルギービールのバイブル!

今日は5年目の結婚記念日。妻がお祝いにプレゼントをくれました。

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そう、ベルギービールの辞典です。1568ページの大作で、何と39ユーロ(5000円近く)もしたそうです。開いてみると・・・。

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見開き2ページで1種類のビールが紹介されています。発酵方法(上面、下面、瓶内発酵)、スタイル、醸造所、原料、アルコール度数、色、注ぎ方、飲み頃温度、テイスティングノート、ワンポイント情報が簡潔に書かれています。オランダ語、フランス語だけでなく、英語でも書かれているのがありがたいです。そして、一番下には自分のメモを書き込む覧が。これをビールフェスティバルに持って行けば、一人前のベルギービールマニアかも!? 楽しみがまた一つ増えました。

気がつけば、このブログもこの記事が100号目です。辞典に載っている750種類+αの制覇を目指して、コツコツ(?)飲んで行きたいと思います。これからもどうぞよろしく。

2010/02/08

ベルギービール・ラリー(2010年2月8日分)

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1. Bioshopで購入したBrunehautシリーズの1つ、”Brunehaut wit”. やはりリンゴの香り。酸味が強めで爽やか。が、同じBioshopの小麦ビールなら、Dupontの”Blanche du Hainaut” の方が美味しい。
2. Spaで飲んだ、Spaの地ビール”Bobeline Blond”. ホップや香辛料の華やかな香り。味わいもフルーティで華やか。Leffe Blondと似た系統の味わいだが、もっと強烈でこちらの方が好み。
3. 同じくSpaの地ビール”Bobeline Bruin”. 醤油と何かの果実が混ざったような香り。味わいは普通だったように思うが、香りが気になっておいしいとは思えなかった。サウナの後に、濃い目のブラウンビールを飲んだのが良くなかった?
4. “Malheur 12”. アルコールと焦げたカラメルの香り。飲むと結構甘いが、コーヒー豆のような香ばしさ、少々のオイリーさとバランスが取れており、甘ったるくはない。後に苦みとほんのりスパイシーさが残る。アルコール度数12%だが、まろやかで重苦しくなく、かなり美味しい。

これまでに飲んだのは216種類。

SPAへ!

我が家では、一日に使えるお湯の量が決まっています。安い夜間電力を使ってお湯を沸かし、次の日に湧いた分だけのお湯が使えるという給湯システムだからです。沸かせるお湯が少ないのか、一人がバスタブにお湯をたっぷり張ってお風呂に入ると、それ以降はもうお湯が使えません。そのため、シャワーを浴びながらお湯を溜め、体にかかるお湯と、足首のちょっと上まで溜まった分で何とか暖を取るという毎日です。お湯を増やせないか家主に聞いてみましたが、”No”の一言で終わってしまいました。冬場にこの状況はなかなかきついので、たまにはゆっくりお湯に浸かろうと、ベルギーの南東、ドイツ国境にほど近い”Spa”という街に行ってきました。

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Spaはローマ時代から温泉地として知られ、「リゾートスパ」の「スパ」はこの街が語源だとか(『地球の歩き方』)。まずは、温泉水を飲みに源泉へ。とてつもなくまずいという話は聞いていましたが、それこそ温泉の醍醐味というもの。楽しみに向かったのですが、目指す建物は工事用の足場に覆われていて中に入れません。通りすがりの人によると、「この建物は醜かったが、きれいにしているところだ」とか。外見はどうでも良いから、温泉水が飲みたかった・・・。

気を取り直して、それこそ「リゾートスパ」の一つ、”Les Thermes de Spa”へ。丘の上にあるので、ちっちゃなケーブルカーで向かいます。左が一般客用、右は高級ホテルの宿泊者専用です。

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3時間17ユーロの入館料を払い、ICチップ内蔵のコインを受け取って中へ。これはドイツのスパと同じシステムで、このコインでロッカーの施錠、サウナゾーンへの入場、飲食や時間延長の精算が出来ます。まずは水着を着て、温水プールへ。これもドイツと同じで、水温はあまり高くなく、入っているとだんだん寒くなってきます。唯一暖かいジャグジーに入っても、なかなか体が温まらないので、早々に退散してサウナに向かいました。

サウナがあるフロアに行くと、水着を着た人がウロウロして、ドイツと違って水着OKのようです。入り口が二つあったのですが、その理由がよく分からないままに、思い切ってそのうち一つに入ってみました。中に入ると・・・皆スッポンポンです。慌てて引き返しました。入り口の表示をよく見ると、”Naturalist”と書かれています。なるほど、生まれたままの「自然な」姿が好みの人は、こちらの入り口から入るわけですね。もう1つの入り口には、水着着用のサインが書かれていました。まずは、こちらのサウナを試すことにしました。

水着着用サウナゾーンには、木の香りがする高温サウナと、”Hamamu”というトルコ式(?)スチームサウナがありました。ビックリしたのは、中学生と思わしきカップルが入ってきたこと。生意気にも、肩に手を回して、イチャイチャしています。その他にも、大学生らしきグループがワイワイしゃべっていたりして、何だか落ち着かない雰囲気でした。水着着用にして若者が利用しやすくしたということなのでしょうが、サウナはもっとのんびり、落ち着いて入りたいなと思いました(年を取った証拠・・・?)。また、「スパ」の語源になった街の施設にしては、サウナの種類が少なすぎるな、物足りないなと感じました。

そこで、“Naturalist”の方にはもっといろんな種類のサウナがあるに違いないと期待して、脱衣所で水着を脱ぎ、バスローブを羽織って(この日のために、わざわざバーゲンで買いました)、いざ”Naturalist”ゾーンに向かいました。中に入ると・・・あれ、やっぱりサウナは2種類しかありません。しかも、水着ゾーンと同じ高温サウナとHamamu。中高年以上の方ばかりで静かなのは良いのですが、やっぱり物足りないです。同じサウナに続けて入るのもつまらなくなって、結局、2時間足らずで出てきてしまいました。

Spaにはかなり期待して行ったのですが、ちょっとがっかりしたなというのが正直な感想です。同じリゾートスパなら、少々高いお金を出しても、AachenのCarolus Thermenで一日のんびりする方が良いと思います。ただ、Aachenはベルギー国外なので電車賃が高くつき、行き来に時間がかかるのでベルギーの他の温泉・サウナ施設を探してみたいと思っています。

2010/02/04

ベルギービール・ラリー(2010年2月4日分)

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1. “Brunehaut Blond”. Bioshopという、有機栽培の野菜などを扱う健康食品の店で購入。リンゴの様なフルーティな香り。さっぱりした飲み口で、後味はあまり苦くない。飲みやすいが、あまり印象に残らない味。
2. ”Brunehaut Amber”. Blondの同系統のフルーティさとカラメルの甘さが合わさってなかなか良い香り。口に含むとほんのりした酸味とかすかなコーヒーの風味が感じられる。こちらもさっぱりした飲み口だが、Blondよりも味わいが複雑で美味しい。

これまでに飲んだのは212種類。