2009/12/31

ベルギービール・ラリー(クリスマスエール編・その1)

こちらはいよいよ後数時間で新年です。日本ではもう年が明けましたね。こちらには日本のような忘年会がないので、私にとってはちょっと物足りない年の瀬となりました。その代わりに、Essenのクリスマスビール祭りで買ってきたスペシャルビールを飲んだので、ご紹介したいと思います。

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1. “Fantome”の”Fantome de Noel”. 焙煎香と、アルコールとカラメルの混じった甘い香り。飲むと焦げた風味が感じられ、ほんの少し甘みもある。後味はかなり苦い。アルコール度数は10%と高めだが、その割には甘ったるくない。カラメル香のある焦げ茶色のビールというと、”Dubbel”というスタイルのビールを思い浮かべるが、それよりも甘さ控えめで好み。今回飲んだクリスマスエールには、このような「カラメル香、焦げ茶色、けど甘くない」という味わいのものが多かった。
2. “Caracole”の”Forestinne Nordika”. 柑橘とスパイスの香り。味もスパイシーで、舌がピリピリするような後味が残る。変わったビール。
3. “Fagnes”の”Super des Fagnes Noel”. アルコールとカラメルの香り。飲み口は甘すぎず、むしろドライ。後に苦みと、枯れ草の様な香ばしい香りが残る。おいしい。
4. “Achilles”の”Serafijn Kerstlicht”. 爽やかなホップの香り。炭酸が強めでフルーティな飲み口。後味は苦い。クリスマスエールというより、正統派ブロンドエールといった感じ。なお、クリスマスビール祭りの冊子には、「醸造家は引退を希望しており、この醸造所の良い買い手を待っている」と書いてあった。この醸造所の”Serafijn”シリーズは、もう二度と飲めないのかもしれない。
5. “De Koninck”の”Winter Koninck”. カラメルとアルコールの香り。口に含むとコーヒーの様な風味と少々の酸味がある。甘みはほとんど感じられず、後味は苦い。

(番外編)
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イタリアンレストラン”Piaceri d’Italia”で飲んだ、”Corcendonk Apple White”と”Blanche d’Ardenne”. “Apple”はしっかりリンゴの香りがするが、味は甘すぎずスッキリ。”Ardenne”の方はバナナの様な華やかな果実香があり、ほんのり甘くてフルーティな味わい。どちらもなかなかおいしい。ちなみに、このイタリアンレストランは、イタリア人の同僚が「ルーヴェンで一番うまいパスタを出す」と勧めてくれたところ。確かに、一皿12, 3ユーロで、味も量も十分満足できる(量は日本の1.5倍くらい)。店員はいかにもイタリア人といった感じで明るく、気軽な雰囲気で入りやすい。

というわけで、2009年のビールラリーは終了です。読んで下さった方、どうもありがとうございました。これまでに191種類を飲みました。来年もご愛顧の程お願い申し上げます。

2009/12/27

学生はつらいよ

K.U.Leuvenの学生は、12月19日から1月3日まで冬休みです。丸々2週間もあるので、旅行に出かけたりしてのんびり過ごすのかと思うと、そうではありません。前半の1週間は普通のクリスマス休暇ですが、後半はその名も”Study Holiday”と名付けられた、試験勉強のための休暇だからです。休暇明けの1月第2週から、進級をかけたハードな試験が始まります。前半のクリスマス休暇も勉強に充てるのか、一緒にロッククライミングをした学生の一人は、「大学に入って3年、まともなクリスマス休暇を過ごしたためしがない」と嘆いていました。

さて、その試験ですが、基本的には全ての科目に合格しなければならないそうです。新入生には持ち点が3点与えられていて、落第したテストの補完に使えるとか。例えば、数学の合格ラインが20点中10点だったところ8点しか取れなかった場合、「持ち点」の2点を使って合格ラインに達することができる、ということです。この持ち点は留年するか、学年が上がると減っていって、修士課程(こちらでは学部の5年目が修士課程を兼ねています)になると1点になるそうです。

ところで、どれくらいの学生が進級できるのでしょうか?博士課程に在籍する同僚に聞いたところ、我々の所属するFaculty of Bioscience Engineering(生物工学部)では、修士課程を卒業できるのは、入学者の約半数ということです。また、1年目の試験がもっとも厳しく、合格率はだいたい60%だとか。この数字は学部によって異なり、Faculty of Engineering(いわゆる工学部)では、簡単な入学試験で学生を選抜する代わりに、初年度の合格率は75%くらいであり、医学部では入学試験のハードルが非常に高いが、ほとんど全ての学生が進級する、といった具合のようです。

それでは、試験に落第してしまったらどうなるのでしょう?現在修士課程に所属する学生によれば、彼が入学した当初は、何回でも留年、あるいは学部を変更することができたそうです(国の財政負担が大きいので、現在では制限が設けられたようですが)。中には、工学で留年、生物学に転向→生物学で2回留年、政治学に転向→政治学でも2回留年した後、何とか卒業して就職、という強者(?)もいるとか。

私が話をするのは、修士か博士課程に在籍する学生がほとんどです。彼らと接していると、年の割にはしっかりしているな、ふてぶてしいくらいに自信があるな、と感じることがありますが、初年度の厳しい選抜と、その後の試験も突破してきたわけですから、それも当然なのかもしれません。また、落第した学生達も、次の道を選ぶ課程で、否が応でも自分の適性や能力を知るのではないでしょうか。そういった意味で、K.U.Leuvenの学生の方が、学部生、大学院時代の私よりもよっぽど「鍛えられている」という感じがします。

2009/12/26

ゲルマンの「熱燗」と「温泉」

先日、クリスマスマーケットを見にドイツのアーヘンに行ってきました。私のお目当ては、クリスマスの小物ではなく、赤ワインを温めた”Gluewein”. スパイスや蜂蜜が入っていて、ほんのり甘くて飲みやすいです。氷点下の屋外で飲んでいると、「あー、染みるなあ」と、熱燗を飲んでるような心持ちになります。せっかくなので、マーケットで「グリューワインの素」を購入し、自宅で作ってみました。

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説明は全てドイツ語ですが、Google翻訳を活用して解読してみると、オレンジピール、レモンピール、シナモン、フェンネルなどが入っているとのこと。作り方の方には「5分間熱する」といった内容が書かれていたので、「素」をワインに入れ、5分間沸騰させてみました。できあがったものを試飲してみると、「スパイス感が強すぎる普通のワイン」みたいな味。これはこれで飲めないことはないですが、マーケットで飲んだまろやかな味にはほど遠いです。蜂蜜を入れていないのと、普通のワイン(3ユーロくらい)を使ったので、ワインの個性が出てしまったことが原因かな、と思います。

さて、アーヘンのもう一つのお楽しみはスパです。泊まったホテルのすぐ側に、”Carolus Thermen”という施設があったので行ってみました。

http://www.carolus-thermen.de/go/bad_aachen/english.html

これまでにBad Liebenzel, Esslingeのスパに行きましたが、ここが一番きれいで、設備も充実していました。一日滞在すると28ユーロと、お値段も一番高いですが、屋内外の大きな温水プール、10種類くらいあるサウナ、3つのレストラン(バスタオル一丁で利用可能!)と盛りだくさんなので、その価値はあると思います。何よりも感動したのが、サウナコーナーの屋外プール(ここは全裸で入ります)がしょっぱくてぬるぬるしていたこと。雪がちらつく中、屋外で温泉に浸かるという、日本でも滅多にできない体験ができました。サウナで体がほてった後は、レストランでケルシュ(ケルンの地ビール)を一杯。久々に、「ごく、ごく、ごく、プハーッ」という、日本式のビールのうまさを味わいました。アーヘンには、こことは別に70度を超える温度の源泉と、それを利用した温泉療養所があるようなので、機会があったらそちらにも行ってみたいと思います。

ところで、今回の旅行では、ドイツにはローマ時代の名残が色濃く残っているな、と思いました。ワインにスパイスを入れるというのは古代ローマの飲み方ですし、ローマ人は日本人かそれ以上に温泉好き、入浴好きで、あちこちに温泉施設を作っていたからです(カラカラ浴場がその代表例でしょうか)。「蛮族の侵入」はローマ帝国滅亡の一因ですが、その代表格であるゲルマン民族に、ローマ人の習慣が未だに残っているのは面白いなと感じました。

2009/12/14

Kerstbierfestival 2009 in Essen

12月11日(土)、12日(日)に、Essenという町で「クリスマスビール祭り」が開かれました。Essenと言っても、ドイツではなく、ベルギーとオランダの国境近くにある小さな町です。ルーヴェンからは片道2時間40分と遠いので、泊まりがけで出かけて来ました。

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土曜日は14時スタートだったのですが、寝坊したので会場入りしたのは16時過ぎ。もう座る場所がないくらい混雑していて、熱気ムンムンです。こんな辺鄙な所に集まるなんて、みんな物好きだなと思いました(私もその一人ですが・・・)。

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窓口でグラス(保証金3ユーロ)、クーポン(1杯=1.5ユーロ)、テイスティングノート付のビールリスト(2ユーロ)を購入し、いざ出陣。157種類も並んでいて、どれにするか迷ってしまいます。

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1. “Van Honsebrouck”の"Premium Gluhkriek”. 寒い日だったので、まずは「ホットビール」から。ベルギーの「熱燗」といったところ。スパイス入りのホットワイン”Gluh wine”にちなんで名付けられているよう。こちらもスパイスとチェリーの香りが豊かでほっとする。少々甘いが、飲みやすくてなかなか美味しい。
2. “DeCam”の”Heite Kriek”. 1と同じくサクランボのホットビールだが、こちらは乳酸?の酸っぱい香りがする。味もランビック特有の酸味が強くて、ちょっと飲みにくい。
3. “St. Bernardus”の”St. Bernardus Christmas Ale”. アルコール度数10%のBarley Wine. 「貴重な生!」との紹介に惹かれて飲んでみたが、冷えすぎていて風味がイマイチ。甘みと苦みのバランスが取れていて飲みやすいが、もっと飲み応えがある方が好み。
4. “De Ryck”の”Chiristmas Ale”. これも生だが、紅茶のような変わった香りがしっかりある。味も甘み、苦み、渋みが複雑に絡み合った不思議な味。個性的でとても美味しいビール。
5. “Dolle Brouwers”の”Sillte Nacht”. アルコール度数12%のBarley Wineで、これも生。フルーティーなホップの香りがするが、味はちょっと甘過ぎ。この醸造所が造る”Orebier”と同じく、ラムネのような変わった風味も感じられるが、甘さに押されてしまっている。ちょっと期待はずれ。
6. 「超レア!」という紹介に乗せられて試してみた“Vissenaken”の”De Nacht”. 青カビチーズのような香りがして、炭酸がほとんど感じられず、味があまり感じられない。妻に言わせると「造ってる途中みたい」。ボトルのコンディションが悪かったのか、それともこの味が「レア」なのか?もったいないけれど、途中で廃棄。
7. 5と同じ醸造所の”Special Orebier Reserva 2007”. 隣のオランダ人と回し飲みをしている内に、写真を撮り忘れてしまった・・・。前述の”Orebier”を、ボルドー産赤ワインの樽に入れて寝かせたという変わり種。カラメルや果実の香りがして、味はかなり酸っぱい。ランビックビールを強烈にした感じで、最初飲んだ時は「何じゃこりゃ」と思ったし、隣のオランダ人も「これは酸っぱすぎるね」との感想。が、慣れてくるとだんだん美味しくなってきて、今ではもう一度飲んでみたいと思えるから不思議。”Reserva 2008”もあるようなので、来年に期待。

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と、ここまでが初日。ここでビール祭りならではの「小道具」を紹介します。同じグラスを使い回すので、味が混ざらないよう、次のビールを頼む前に洗います。中にブラシが逆さに突き刺さった容器(左)でグラスをゴシゴシこすり、クラスを入れると横と下から水が出てくる容器(右)でゆすぎます。この装置、ベルリンのバーでも見かけたので、ヨーロッパではポピュラーなのかも知れません。最初はちょっと不潔な感じがしましたが(のべ何百人が洗うわけですから・・・)、酔っぱらったら全く気になりませんでした(笑)。

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8. 2日目もやはり寒かったので、最初はホットビールから。”Liefmans”の”Gluhkriek Liefmans”. ランビック特有の酸っぱい香りが鼻につくが、割と甘めで少々渋みもあり、飲みやすくておいしい(寒くてあっという間に飲んでしまったので、写真はなし)。
9. こちらもホットビール。”Timmermans”の”Warme Kriek Chaude”. 果実の甘い香りが心地良い。まろやかで飲みやすい。
10. “Bavik”の”Witterkerk Speciale”. クリスマスビールでは珍しく、アルコール度数低めの小麦ビール。ほんのり甘い香りがして、味はほろ苦い。ラガーっぽくて飲みやすいが、寒い冬には合わない感じがした。
11. “De Ryke”の”ArendWinter”. 4と同じビールだが、こちらは750 mlのボトル内で再発酵させたもの。やはり紅茶のような香りがするが、こちらの方がカラメル香が強い気がする。味もまろやか。4番と並んで今回1番美味しかったビール。
12. “Millevertusの”DouceBrunette”. 前日、お隣さんが勧めてくれたビール。カラメル香と、土、草のような香り。甘みと苦みのバランスが取れていて美味しい。今回の3番目。
13. “Vlier”の”Kessel X-mas”. ちょっとカビのような香りがする。コーヒーのような風味としっかりした苦み。妻は「おいしい」と言っていたが、どうも香りが気になって今ひとつ好きになれなかった。
14. “Abb. N.D. de Saint-Remy”の”Rochefort 8 Cuvee 2008”. Rochefortは結構好きな銘柄で、これを一年間寝かせたものなので期待して飲んだ。カラメル香、ほんのり紅茶のような香り。甘さと苦みのバランスが取れていてまろやか。後味は結構苦い。美味しいけれど、意外に普通。
15. “Proefbrouwerij”の”WinterkoninkskeHaspengouwse Grand Cru(BINK)”. この醸造所は他の醸造所の下請け、もしくはブランド開発を請け負っているらしく、銘柄の後に発注元の醸造所の名前が記載してある。アルコール度数13%というだけあって、しっかりアルコールの香りがする。味はかなり甘い。テイスティングノートには色々書いてあったが、酔いが回ってきていた上に、甘みとアルコール臭が強烈すぎて他の風味はあまり感じられなかった。

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157種類制覇するのはとても無理でも、気になった銘柄だけは何とかして飲みたい、ということで買って帰ったビール。レアモノ(と思われる)をゲットできて、車輪付のショッピングカートを持って行った甲斐がありました。

これまでに飲んだのは184種類。

2009/12/11

ベルギービール・ラリー(2009年12月6日分)

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1. “Special 1900”. 香り控えめ。甘すぎず苦すぎず、飲みやすいビール。特に美味しいというわけではないが、食事には合う気がする。Stella Artoisよりは上品で良い。
2. “Mystic Wit Bier met Krieken”. 小麦ビールとサクランボのビールを混ぜたもの。香りはしっかり果実の香りだが、味は甘くなくすっきりしていて飲みやすい。Belle Vue Kriekよりも美味しい。
3. “Hoegaarden Speciale”. Hoegaardenの冬期限定バージョン。普通のものよりも黄色がかった色で、バナナのような甘い香り。しっかりした苦みがあり、どちらかというと重めな印象。なかなか美味しい。

これまでに飲んだのは169種類。

2009/12/06

煙と何とかは・・・

そうなんです。高いところが好きなんです。それが高じて、大学のクライミング講習に通いました。週1回約4時間、7週間のコースです。

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上の写真は、10月下旬にNamenという場所で行われた屋外講習の時のものです。私はその日が人生2回目の体験でしたが、コーチがマンツーマンでついてくれ、約25mの高さまで無事登ることができました。曇っていて寒かったですが、景色は素晴らしく、季節が良ければさぞかし爽快だろうと思いました。

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他の回は、写真にあるような屋内施設で講習を受けました。驚いたのは、小学校低学年くらいの子どもがたくさんいること。日本の水泳教室と同じように、コーチが指導していて、親が見学しています。講習に参加していた大学生の中にも、本格的なクライミングを経験した人や、子どもの頃親と一緒にやったという人がいました。また、主要都市には屋内施設があるようで(ルーヴェンだけで2カ所あります)、ベルギーでは結構盛んなようです。

さて、先週最終回の講座が開かれたのですが、最後の最後にやったトレーニングが何と「落下訓練」。クライマーは当然命綱をつけて登ります。その命綱は登攀途中に設置されたカラビナ(開閉可能な金属製の輪)を通り、地面にいるパートナーにつながっています。カラビナが滑車の役割を果たし、命綱を通じてクライマーとパートナーの体重が互いに相殺し合うので、万が一クライマーが落下しても、地面に激突することはありません。ただ、落下の衝撃は相当なものなので、クライマーは「上手に」落下し、パートナーもうまく対応しないと、双方がけがをしかねません。そのやり方を学ぶのが、「落下訓練」の目的です。

訓練のやり方は至って簡単。10 mくらいの高さまで登り、パートナーに「落ちるよ」と声をかけ、落ちる。それだけです。パートナーがしっかり身構えていますから、危険はありません。・・・頭ではそう分かっていても、怖くてなかなか落下できません。やっとの思いで手を離すと、思わず絶叫したくなるような浮遊感でした。4 m程落下したでしょうか。怖い思いはしましたが、衝撃や痛みを全く感じなかったのでびっくりしました。コーチによると、ロープがゴムのように伸びることと、パートナーの重心が下から上に上昇することが、落下の衝撃を緩めるのだそうです。言葉で説明してもイメージが湧かないかもしれないので、落ちるとどうなるか動画でご覧下さい(心臓の弱い方はご注意!)。

講習を終えて感じたのは、クライミングはパズルだ、ということです。命綱の扱い方、登攀ルートの選び方、体の使い方、どれをとっても頭を使うからです。特に、登攀ルートを上手に選び(あの出っ張りに右足、その次の取っ手に左手・・・)、体をうまく使って(体を支える足の真上に重心を持ってくるなど)登ると、嘘みたいに楽に登れるので楽しいです。クライミングというと、シルベスター・スタローンみたいなマッチョが懸垂の要領で力任せに登るイメージがありますが、コーチに言わせると”Climbing is thinking”なんだそうです。

次回の講習では、春休み中に3泊4日の日程でフランスの山(崖?)を登ります。是非参加したいと思います。

2009/12/02

ベルギービール・ラリー(2009年12月2日分)

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地元のスーパー"Aldi"で買った"Boerinneken". ホップとアルコールの甘み、もしかするとヤチヤナギが複雑に混ざり合った華やかな香り。香りと同じく味も華やか。甘み、酸味、苦みそれぞれ感じられるが、バランスが取れているのでしつこい感じはしない。後引く苦みが心地良い。久々に「おっこれは」と思うビール。値段もちょっと高め(330 mlで約2.2ユーロ)。

これまでに飲んだのは166種類。

2009/11/30

小指と悪魔

今回はビールにまつわるオランダ語の話題です。

オランダ語にも、「とりあえずビール」にあたる言葉があります。ベルギーでレストランに入ったら、”Een pintje, alstublieft(イーンピンチェ、アッシュブリーフ)”と言ってみましょう。グラスビールが運ばれてくるはずです。eenは英語の”a”, pintjeは"「小さなパイント(1パイントは大ジョッキくらいの量)」、alstublieftは”please”にあたります。pintjeの語尾、”je”という接尾辞は「小さな~」という意味で、名詞であれば何にでもつけられるようです。個人の名前につけると、幼児に対する呼びかけみたいになります。例えば、「貴之」という名前の人を、親が「たかちゃん」と呼ぶ感じでしょうか。

さて、”Een pintje”と注文すると、出てくるのはその店が扱うラガービールです。「スーパードライ」「一番搾り」といった感じです。せっかくベルギーに来たのですから、他のビールも試してみましょう。メニューには"bier”と書いてあるので、すぐに見つけられるはずです。”Van ‘t vat”と書いてあるのが生ビールです。Vanは”from”、’t vatは”the barrel”です。日本では「やっぱ生が一番でしょう」という話になりそうですが、ベルギービールの場合、冷えすぎていて風味が今ひとつということもあります。そんなときは、”Flessenbier”、瓶ビールを選んでみましょう。普通のカフェで10種類くらい、多いところでは20-30種類くらい置いてありますから、店の人にどんな味か尋ねつつ、あれこれ迷うのも楽しいと思います。

ところで、Leuvenは学生の街ですから、当然飲み屋街があります。”Oude markt(old market)”という広場です。広場を囲むようにして、30軒くらいのバーが並んでいます。昔は、店によって集まる人の出身地が違っていたようですが(「青森屋」「沖縄亭」みたいな感じでしょうか)、今ではBGMが違います。オールディーズからレゲエ、ロックからテクノまで、結構多様です。どの店でも話が出来ないくらいの大音量で音楽をかけてますし、夜が更けてくると、混み合ってなかなかカウンターまでたどり着けません。そこで、Leuven独特の「手話」が生まれました。カウンターに向けて小指を立てて見せると、それは”Een pintje”の意味になります。これは一種の駄洒落で、オランダ語の小指 “pink”と”pintje”の発音が似ていることから来ているそうです。ラガービールでは物足りない、という人は、カウンターに向けて人差し指と小指を立て、「きつね」の形を作って見せましょう。”Duvel(悪魔)”という名前の、アルコール度数8.5%のビールが運ばれてきます。二本の指が、悪魔の角(耳?)を意味するという訳です。

ようやくタイトルの話に来たところで、今回は締めたいと思います。次回は・・・未定です(汗)。

2009/11/28

ベルギービール・ラリー(2009年11月27・28日分)

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1. Popperingeのビールフェスティバルで購入した”La Binchoise Blond”. 柑橘に渋みが入ったような香り。注ぎたてのうちは炭酸がきつくて味がよく分からないが、時間が経って炭酸が飛び、少々ぬるくなると、酸味、甘み、渋みのバランスが取れた味わいが楽しめる。後味は結構苦い。Leffe Blondのような華やかさはないが、なかなかおいしい。
2. 同じく”La Binchoise”の”Triple”. 華やかなホップの香り。かすかにカラメルのような甘い香りも感じられる。飲むと甘みと苦みがしっかりあり、味が濃い。食事には合わないかもしれないが、じっくり飲む分にはおいしい。Blondよりもこちらの方が好み。

これまでに飲んだのは165種類。

2009/11/26

愛していると言わないで

タイトルを見て、何事かと思いましたか?今日は、オランダ語の話題です。

9月の後半からオランダ語を習い始めました。週に3回、1回2時間ずつです。文法や単語は退屈なので、それ以外で面白いと思ったことを紹介して行きたいと思います。

今日のテーマはずばり「愛」です。オランダ語で「好き、愛する(like, love)」にあたる動詞は"houden van"です(常に"van"という前置詞がつきます)。"I love you"を直訳すると、"Ik hou van je"となります。Ik=I, hou van=love(一人称なので形が変わります)、je=youです。これに関してオランダ語の先生が解説をしてくれました。曰く、「直訳すればこうなるけれど、ベルギーでは滅多なことではこうは言いません。いかにも大げさで、恥ずかしいからです(生徒の一人が、アメリカ映画みたいってことだね、と付け加えていました)」。

で、実際にはどうやって愛をささやくかというと、"Ik zie je graag"だそうです。英語に直すと"I see you with pleasure"、日本語だと「君のことを好ましく思う」といった感じでしょうか。それこそアメリカ映画の影響か、欧米人は「愛している」とはっきり、しかも一日に何度も言うものだというイメージがあったので、ずいぶん柔らかい言い方だなあと驚きました。フラマン人(ベルギーの北半分、オランダ語圏に住むベルギー人)には、日本人に似た奥ゆかしいところがあるのかもしれない、とも思いました。

さて、この文章を習った翌日、同じ研究室の学生に、「愛してるってどう言うの?」を聞いてみました。返ってきた答えはやはり"Ik zie je graag". 少なくとも20代前半くらいの世代では、「愛している」とダイレクトに言うのは照れくさいようです。また、一緒にいたオランダ人留学生も、"Ik hou van je"とは滅多に言わない、と言っていました。この点では、オランダ人とフラマン人に違いはないようです(その他では、いろいろ違う点、というかお互いに違うと思っている部分があるようです。これについてはおいおい書きたいと思います)。

次回は、ビールの話です(これが一番大事!)。

2009/11/23

ベルギービール・ラリー(2009年11月22日分)

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“Drie Fonteinen”の”Oude Geuze”. ランビックビールは強烈に酸っぱいイメージがあるが、これは比較的まろやかで飲みやすい。が、こればかり750 mlはちょっときつい。酸味があって爽やかなランビックは食前酒にちょっと飲んで、後はビールらしいビールを飲みたいところ。やはりランビックはちょっと苦手・・・。

これまでに飲んだのは163種類。

2009/11/21

ベルギービール・ラリー(2009年11月20・21日分)

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1. 自家製ビールを出すブラッセリー”Domus”にて飲んだ、季節限定ビールの”Engel”. 飲みやすいが、特段の印象はない。自家製、しかも季節限定なので期待したのだが・・・。ここのビールは定番の”Con Domus”がおいしい。ちなみに、『地球の歩き方』にも載っている有名店なので、味、サービスの割にはちょっと高め。
2. Hopperingeのビールフェスティバルで買ってきた、La Binchoiseの”Biere des Ours”. 「熊ビール」という意味らしい。はちみつ入りで、ホップの効いたゴールデンエールに、甘い味と香りを加えたような感じ。おいしいが、ちょっと甘すぎ、後味が重い感じがする。はちみつなしの方が好みかも。

これまでに飲んだのは162種類。

2009/11/19

ベルギービール・ラリー(2009年11月19日分)

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“Faro Lindemans”. かなり酸味があるが、ほどよい甘さもがあり飲みやすい。バランスが良い。香りも味も「飲むお酢」に近いものがあると感じた。食前酒に良さそう。

これまでに飲んだのは160種類。

【番外編】
ビールではないですが、美味しかったのでスピリッツを一つご紹介します。

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出張先のオーストリアで購入した”Ziben Schnaps”. これを紹介してくれたオーストリア人によれば「松を使ったスピリッツで、ここでしか手に入らない」とのこと。写真では分かりにくいですが、ピンクがかった淡い茶色できれいな色です。松というだけあって薬っぽい香りですが、それが心地よいので不思議です。果実のスピリッツと違って甘ったるくありません。オーストリア人によると、「桃やら木イチゴやらのSchnapsは女性の飲み物」なんだそうです。日本で果実系サワーが「女性の飲み物」と言われているのと比べると随分違うなあと、 妙なところで感心しました(ちなみに、Schnapsの度数は40%前後です)。

これを買ったのは、”Vom Fass”という、お酒、オイル、お酢などの量り売り専門店。オーストリアだけでなくドイツでも見かけたので、チェーン店なんでしょう。自分の気に入った瓶が選べ、好きな量だけ詰めてもらえます。そして、レジで会計をする際に、店員がお酒の名前とアルコール度数を手書きで瓶に記入してくれます。店中に並んだお酒の樽を眺めているだけでも楽しいので(試飲もできます!)、日本にも是非進出して欲しいものです。もっとも、女性もスピリッツをぐいぐい飲む土地柄じゃないと、成功しないかもしれませんが・・・。

2009/11/18

ベルギービール・ラリー(2009年11月15日分)

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出張続きだったので久々に飲んだベルギービール。ちょっと早めのクリスマスエールで、”Leffe Kerstbier”. 麦の香り。果実のまろやかな甘みと、しっかりした苦みのバランスが良い。かすかにコリアンダーのような風味も感じられる。なかなか美味しい。

これまでに飲んだのは159種類。

2009/11/08

ドイツ旅行あれこれ

10月末から11月頭にかけて、仕事のついでにドイツのStuttgart周辺に出かけました。Bad Liebenzellという温泉町と、Esslingen am Neckerというワイン産地です。詳しいことは妻のブログに任せることにして、いくつか雑感を書きたいと思います。

1.良くできた乗換案内
ドイツ国鉄のホームページ(
www.bahn.de)では、ドイツ語、英語を含め9カ国語で電車・バスの検索ができます。すごいのは、ホテルなどの住所を出発地や目的地にしても検索でき、徒歩ルート、バス停などを地図で確認することができる点です。しかも、電車に関しては列車番号、発着番線、途中停車駅と時刻まで表示させることができます。これを印刷しておけば、空港についてから迷うことはありません。そして、駅の自動券売機でも同じようなことができます。住所での検索や地図の印刷はできないと思いますが、乗換案内はしっかり印刷できるので、急に思い立って移動したい時も安心です。旅行者に大変親切なサービスだと思いました。日本の公共交通機関も、日韓中英の4カ国語くらいで同じサービスを提供すれば、少ない投資で観光客を増やせるのではないかと感じました。

2.インターネットが旅を楽しくする
今回の旅行は、①仕事に行ける範囲のホテルを”Booking.com”で検索、②良さそうな町にあるホテルを見つけたらGoogle Mapで場所をチェック、③その町のホームページをチェック(ドイツ語のみだったらGoogle翻訳を利用)、④ドイツ国鉄のホームページで乗換案内を確認、といった感じで計画しました。それほど時間を掛けずに、もちろん業者は使わずに済んだので(航空券もeDreamsというサイトで予約しました)、インターネットの便利さを改めて実感しました。また、これほど便利でなければ、『地球の歩き方』に載っていない町に行こう、という気にはならなかったと思います。ドイツ人のおじちゃん、おばちゃんと一緒にサウナに入るという、とてもディープな体験ができたのも、インターネットのお陰だと感じました。

3.びっくりサウナ
さて、そのサウナですが、Bad Liebenzell, Esslingenの両方で入ってきました。日本の健康ランドみたいなものですが、湯につかるものではなく、プールで運動し、サウナで汗を流すための施設です。何と言っても、全て混浴、というのが特徴です。温水プールは水着着用ですが、サウナと付属の冷水プールは水着禁止です。Bad Liebenzellでは更衣室も男女一緒なので、異性に裸体を見られずに入浴することはできません。でも、ドイツ人にとってはそんなことは気にならないようです。サウナコーナーでは、バスタオルも巻かずに、男女が入り乱れて談笑する姿がちらほら見られました。まさしく、「裸のつきあい」です。慣れない私は移動する時はバスタオルを巻き、サウナに入るときはやっとの思いで外していました(バスタオルは自分の下に敷かなければならないので)。Esslingenの施設には、何とサウナコーナーにバーがあり(その名も”Sauna Bar”)、すっぽんぽんでビールを飲んでる人もいました。久々のサウナはとても気持ちが良かったですが、何とも落ち着かず、温泉に浸かって「ほっ」とするという感じではありませんでした(でも、思い切ってバスタオルを取り、冷水プールに飛び込んだら、開放感があってとても気持ち良かったです)。

2009/10/28

ビール祭り in Poperinge

10月24, 25日の週末に、Poperingeという町で”Karakterbieren Festival”というビール祭りがありました。Poperingeはベルギービールに使われるホップのほとんどを生産している町で、ベルギーの北西、フランスとの国境にほど近いいわば「辺境」です。個性的なビールが飲めることを期待して、妻と妻の母の3人で、一泊二日の小旅行に行ってきました。

ルーヴェンから電車を乗り継いで約3時間、Poperingeの町に着きました。期待したとおり(?)、小さくて寂れた町です。まずは宿泊先の“Hotel de la Paix”にチェックインし、ホテルのレストランで腹ごしらえをしました。

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準備体操代わりの一杯、”Watou’s Wit Bier”. 小麦ビールにしてはフルーティさ、甘酸っぱさが少なく、その代わり炭酸がきつめでほんのり渋みを感じます。爽やかで飲み心地が良いです(ちなみに、このレストランは大変美味しくて、昼、夜、昼と3回連続で利用しました。グルメ編は妻のブログ「ベルギーの小人の家から・・・」をお楽しみに)。

お腹が一杯になったところで、いよいよビール祭りの会場へ向かいました。会場はホテルの中にあり、300人も入ったら満杯になりそうです。入り口でビール券(一杯150ml=1.5ユーロ)を買い、中に入りました。なんだか高校の文化祭みたいな感じです。会場で飲めるビールのリストも素朴な、というか素っ気ない感じです。今回は時間に余裕があったので、飲む→ホテルで一休み→夕食→再び飲む、という肝臓に優しい(笑)飲み方をしました。

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1. Jessenhofkeの”Jessenhofke Maya”. ホームページを見ると、ほぼ個人経営のマイクロブルワリーらしい。珍しいので飲んでみた。ソーセージかパテのような変わった香りがする。炭酸強めで後味はかなり苦い。香りの割には飲みやすい。バランスが取れているということ?次回は別の銘柄を試してみたい。
2. Verhaegheの”Echt Krikenbier”. 乳酸香というのか、変わった香りがする。果実ビールにしては酸味、苦みが強く、かすかに甘い。普通の果実ビールと違って、インパクト大。
3. Duvel-Moortgatの”Liefmans Cuvee Brut”. 2と同じ系統のビールだが、もっと果実っぽいし甘い。飲みやすいが、飲み応えのある2の方が好み。
4. Het Sasの”Sasbrau”. ラガービール。日本のものよりも苦みがしっかりあり、炭酸が強く、味が濃い。アルコールも6.3%と高め。まあまあ美味しい。
5. Sint-Bernardusの”Grottenbier”. 売り切れだったクリスマスエールの代わりに、店員に勧められて。ホップの香りと、木のような香り。フルーティでバランスが取れている。すっと飲めるせいか、店員が「スペシャルなビールです」と言った割には、印象が薄い。
6. Nevejanの”Kerelsbier Blond”. 強烈な硫黄臭があって全部飲めなかった。生ビールだったので、サーバーの清掃不備だったのかもしれない。
7. De Leiteの”Famme Fatale”. 酸味と苦み、わずかな甘みのバランスが良い。後味は苦いが、軽い飲み口。
8. Het Alternatiefの”Hik Blond”. 酔っぱらった店員(お祭りなので店員もしっかり飲んでいる)に、「君はこの会場で一番重要なビールをまだ飲んでいない」と声を掛けられ、これも何かの縁と思って試してみた。リンゴのようなフルーティさがあり、酸味が爽やか。飲みやすくてうまい。店員が自信たっぷりなのもうなずける。
9. 同じくHet Alternatiefの”Bittere Waarheid”. Triple IPAと銘打っているだけあって、強烈に苦い。ほんのり甘く、苦みの割に後味はサッパリしている。今回のNo.2.
10. またまたHet Alternatiefの”Ambetanterik”. 夕食後ということもあり、お腹がたっぷんたっぷんになったので瓶ごと購入してホテルで飲んだ。ギネスと同じスタウトということだが、アルコールの香り、コーヒーのような風味、苦みがしっかりあり、ギネスより断然インパクトがある。決して飲みやすくはないが、寝る前に本を読みつつ、じっくり飲んだらとてもうまかった。今回のNo. 1.

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翌日は11時近くまで寝て、ちょっと町を観光した後、前日と同じレストランで昼食をとりました。前日の硫黄臭が何だったのか確かめるために、”Kerelsbier Blond”を頼んでみました。やはり、かすかに硫黄臭を感じる気がしますが、前日とは比べものになりません。ぬるくなるにつれて匂いは気にならなくなり、苦み効いていて美味しい普通のビールになりました。

昼食後は、「ホップ博物館」に足を運びました。ホップの栽培法、加工法(最近まで硫黄を使っていたそうです)、様々なホップの実物展示などがありかなり興味深かったのですが、ビールが飲みたいので、ささっと見てお祭りの会場に向かいました。

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11. Lefebvreの”Saison 1900”. 麦の香りがしっかり。炭酸強めで、リンゴのような酸味がある。爽やか。
12. Belgobeerの”Belgoo Magus”. ホップの香りしっかり。フルーティでかすかに甘く、サッパリしている。今回のNo.3. 他の銘柄も試したくなり、瓶も合わせて購入した。後日の試飲が楽しみ。
13. Het Alternatiefの”Tatsevoet”. 酸っぱい味で、ほんの少しカラメル香と甘みを感じる。おいしいが、前日飲んだ時ほどのインパクトはなかった。
14. 同じくHet Alternatiefの”Eerwaarde Pater”. 店員によると、「熟成させてあるので、ワインのような味がする」とのことだったが、酸味が強くてワインのようなコクは感じなかった。ワインと同様、若すぎて飲み頃ではなかったのかもしれない。

今回は、メンバーが3人で、一杯の量が150 mlと少なめで、しかも2日間あったので、いろいろなビールが飲めて大変満足でした。Leuvenでは見ない銘柄、特にHet Alternatiefのビールが飲めたのは大きな収穫でした。来年も是非行きたいと思います。

これまでに飲んだのは158種類。