2009/07/21

渡航準備 - お金編

ベルギーに赴任後、住民登録が完了するか、アパートの賃貸契約を結ぶまで銀行口座を開くことができません。それまでに使える支払い手段を整理します。

1. 現金(ユーロ)
何と言っても一番役立ちます。持ち歩くリスクを勘案して、許容できる範囲でできるだけ持って行くのが良いと思います。ちなみに、私は銀行や郵便局よりレートの良い「大黒屋」というチケットショップで両替しました。

2. クレジットカード
現地ではIC付のカードを使い、サインではなくPINコード(暗証番号)を打ち込んで支払う場合が多いです。ICチップなしのカードは使えないところが多いので注意。また、日本のクレジットカードを使った場合、日本円に換算する際のレートに手数料が上乗せされているみたいなのです(使用日のユーロ/ 円の高値よりも高い換算額になっています)。

3. トラベラーズチェック
一番安全だと思い大量に準備しましたが、現地での換金に苦労しています。今のところ、(1) アパートの家主が口座を持っているFortis Bankに家主と一緒に行き、敷金分を換金、(2) 自分が口座を開設した銀行(ING)で換金、の2通り経験しました。前者は一人あたり1000ユーロまで、後者は金額の制限はありませんが、換金が終わるまで2週間程度かかるそうです(まだ口座に入金されていないので、ちょっと不安です)。『地球の歩き方 オランダ ベルギー ルクセンブルク』によると、「両替所、空港、国鉄主要駅、一部のホテルなどで換金できるが、ほとんどの銀行で両替できない」そうです。また、以前紹介した『ベルギー生活便利帳 2009』によると、一部の郵便局では換金してくれるそうですが、試していません。

4. 日本のキャッシュカード
新生銀行のキャッシュカードを使うと、
plusマークマークのあるATMから現金を引き出すことができます。ただし、1日10万円分以上引き出すことはできません。また、換算レートに4%の利用料が上乗せされます。新生銀行以外にも、同様のキャッシュカードを発行している銀行があるようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/国際キャッシュカード

ルーヴェンで少しだけ過ごした経験からすると、それなりの額の現金を準備し、大きな買い物はクレジットカード(IC付)で、また現金不足に備えてインターナショナルキャッシュサービスに対応したキャッシュカードを用意しておく、というのが良さそうです。なお、ルーヴェンは治安が良いらしく、現金を持ち歩いたり、ATMで現金を引き出したりする時に不安を感じたことはありません。

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