今回の赴任にあたって、参考になった資料をいくつか紹介します。
1. 『ベルギー生活便利帳』
IRIS CLUBというベルギーのNPOが発行している。渡航準備、現地での事務手続きや文化、帰国後のリバースカルチャーショック(日本の文化にかえって馴染めなくなってしまう現象)まで、ベルギーで暮らすための情報が一通り網羅された本。IRIS CLUBにコンタクトすれば、日本でも買うことができる。
2. “Traveling to Leuven”
Katholieke Universiteit Leuven(KUL:ルーヴェンカトリック大学)が、留学生向けに発行している冊子。出国前のVISAの取得、到着後の住民登録、住居探し、健康保険加入などについて詳しく書かれている。KULに関係なくとも、ルーヴェンに来るのであればかなり役立つはず。K.U.Leuven International Admissionsのページでダウンロードできる(「ウェブ全体から検索」オプションでググればすぐに見つかります)。
3. “Living in Leuven”
ルーヴェン市とThe Instituions of Higher Educationが共同で発行している冊子。”Traveling…"と重複する内容もあるが、銀行口座の開設方法、ランドリーやレストランの場所も載っていて、ルーヴェンで暮らして行く上で役立つ。なお、ベルギーという国の成り立ちや文化にも触れてあり、「『陛下、ベルギー人などおりません』・・・愛国的なベルギー人というのはあり得ない」と書いてある。愛国心なしに(しかも公用語が3つもある状況で)どうやって世界最高水準の教育、医療、労働生産性を達成できたのか、なかなか興味深いところ。こちらもK.U.Leuven International Admissionsのページでダウンロード可能。
4. 『ベルギー至福の食卓』
ルーヴェンにある世界遺産、Begijnhofで暮らした人のエッセイ。Begijnhofは元修道院で、現在はKUL所有の外国人向けゲストハウスになっている。直接渡航準備に役立つ本ではないが、ベルギーの美味しいものや古い住居ならではの味わい深い暮らしが載っていて、読むとベルギーに行きたくなる。
5. 『海外赴任ガイド<2009年度版>』
海外赴任者向けの中古車買い取りサービスを展開するJCMが編集した本。私自身は読んでいないが、JCMに車を売却をした際の担当者が非常に丁寧で、赴任前に必要な手続きについて教えてくれて助かったので、この本も役に立つのではないかと思い取り上げた。
0 件のコメント:
コメントを投稿