2011/01/02

ベルギービール・ラリー

復帰第2弾の記事です。そういえば、中断前の記事でベルギーの政権が崩壊したことを書きましたが、何と未だに新しい内閣は組閣されていません。ベルギーの無政府状態は史上最長になったそうです。それでも国民生活が回るのは、地方自治体(ブリュッセル首都圏地域、フランデレン地域、ワロン地域)と言語共同体(フラマン語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体)がしっかりしているからなのでしょう。逆に言えば、国の役割というのはその程度のものだ、と言えるのかもしれません。 
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“De Dochter van de Korenaar”の”Embrasse”. ブリュッセルのビール屋”Bier Tempel”で購入。大瓶だが6ユーロくらいでかなり高め。シリアルナンバーつき。最低でも5年間は熟成可能とのこと。香り、味ともに特に目立った特徴はないが、とにかくまろやかでおいしい。”Westvleteren 8(330 mlで10ユーロ!)”よりもコストパフォーマンスはかなり良いと思う。 
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“Duvel Triple Hop”. 以前一回だけ醸造されたがその後は商品化されず、Facebook上でファンが再度の醸造を求めて投票を呼びかけたビール(もちろん私も一票投じました)。Facebookでの投票が1万票を超えたのでもう一度醸造・販売された限定品。販売されたのを後から知り、スーパーを探し回るも売り切れでなかなか手に入らず、日本のベルギービール通販業者に注文して家族に送り、帰国まで保管しておくように依頼。その後、期待せずに立ち寄った近所のCarrefourで発見、迷わず購入。720 mlで11ユーロと、ベルギービールにしてはかなり高い。瓶についていた説明書によると、ドライホッピングを行っているそうな。豊かな香り。華やかで苦い。普通のDuvelをより強烈にした感じ。酔いが後を引く感じも同じ。おいしいけれど、普通のDuvelでも十分かな。日本の家族には、「送ったビール、飲んでも良いよ」と伝えました・・・。ちなみに、大晦日にスーパーDelhaizeに行ったら、ビールコーナーに山積みになっていました。何だよ、焦ることなかったじゃん・・・。

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