1. “Taras Boulba”. Extra Hoppy Aleと銘打っているだけあり、ホップの香りが華やか。口に含むと、強めの炭酸と苦みが相まって刺激的。ほんのり甘みも感じられ、フルーティでもある。後味はかなり苦い。アルコール度数低め(4.5%)で、さっぱり飲める。おいしい。
2. Taras Boulbaと同じ醸造所の”Zinne Bir”. こちらもかなりホッピーなビール。一口目の刺激がまろやかな分、後味の苦みと複雑さが増した感じ。Taras Boulbaもかなり美味しいが、こちらはもっと好み。
3. これまた同じ醸造所の”Equivox”. カラメル香がしっかり。甘みのある飲み口だが、香ばしさがあるので甘ったるくは感じない。後味は苦い。ぬるくなるとオイリーな感じが出てきて美味しい。
4. ”3 Fonteinen”の”Oude Geuze Vintage”. Vintageというだけあって高い(3.3ユーロ/ 375 ml)。つんと鼻をつく乳酸香。強烈だが、まろやかさもあって不快ではない。口に含むとかなり酸っぱい。お酢を飲んでいるような感覚。甘みはまったくなく、舌に渋みのような、苦みのような重さを感じる。飲み込むと酸味で食道が熱くなるような感覚がある。保存状態の悪いビールとは明らかに異なる、「味」のある酸味だが、なかなか慣れない。これを「おいしい」と言えるようになったら、本当のベルギービール通なのかもしれない。
5. “Geuze Mariage Parfait 2005”. ほんのりぴんくがかったきれいな色。乳酸系の香り、はっきりした酸味、渋み、苦み。これもお酢っぽいが、3 Fonteinenよりもまろやかで美味しい。
6. “Hanssens Artisanaal”の”Oude Kriek”. 果実の甘い香り。Belle-Vue Kriekとは全然違い、しっかりランビックの酸味がある。甘みは微かだが、良いアクセントになっている。飲みやすい。
7. “Deus”. ベルギーで醸造し、フランスで熟成したのち、シャンパンと同じ方法で澱抜きをして作られる特殊なビール。果実のような甘い香りがして、飲み口はちょっとスパイシー。ビールとジンジャーエールのカクテル「シャンディ・ガフ」を思わせる風味。爽やかで飲みやすいが、アルコール度数11.5%なので要注意。
8. “XX bitter”. 爽やかな麦の香り。名前の通り、最初の一口からかなり苦い。舌がチリチリするようなスパイス感もある。後には苦みがかなり長く残る。ちょっと苦すぎる気もするが、刺激が欲しい時には良いかもしれない。
9. “'t Hofbrouwerijk hoftrol”. 柑橘系の華やかな香り。Orvalっぽい?酸味が程よく効いたフルーティな味わい。後からスパイシーさと苦みが感じられる。なかなかおいしい。
10. “'t Hofbrouwerijk hofblues”. チョコレート風の甘い香り。酸味、苦み、香ばしさ。さっぱりして飲みやすいスタウトビール。
11. “Grottenbier”. フルーティな香り。甘さ控えめでスッキリした飲み口だが、カラメルの重み、ホップの苦みも感じられる。バランスが良い。Bruinの中では一番好みかも。
12. “Bos Keun”. ホッピーで華やか、フルーティ。でも、「うん、うまい!」という感じがしない。バランスが悪いのか、保存状態の問題か・・・。
これまでに飲んだのは247種類。
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